計算が苦手な子どものための
 計算ドリルF9マ

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たし算筆算でパニック

2年生になると2桁の数のたし算の筆算を学習します。
初めての筆算です。1年生では1桁のたし算を暗算で答えてきたのに、一度にいろんなことが変わってしまい、
計算が苦手な子どもはパニックになります。

2桁のたし算筆算では大きなカベがいくつもあるんです。

1つめ ・・・ 数字が4こもあるよ、どの数とどの数をたすの?
 式のときは横に計算していたけど、筆算では位毎に縦に計算します。

2つめ ・・・ 答えをどこに書けばいいの?
        式では = の右に答えを書いたのに、 = がないよ。
 2段になった数の下に線があります。答えはその線のもっと下に書きます。

3つめ ・・・ ≪ 14+38 ≫ の計算をしたら
        4+8=12だから12を書いて、1+3=4だから4を書いて、
        答えは412になったよ。

 一の位をたしてできた10は、十の位の答えに1を加えます。

4つめ ・・・ 式を筆算に書き直したら、どの数とどの数をたすのかわからなくなっちゃったぁ・・・。

 式を筆算に書き直すときには、一の位と十の位を縦にそろえて書きます。


そんなことを口で説明してもますますパニックになるだけ・・・。


そこで

F9マは、こんなドリルを作りました。

1 学習する順番を変える。
   ① 1桁+1桁
   ② 2桁+1桁
   ③ 1桁+2桁
   ④ 2桁+2桁
 ※ これは、教科書で進める順番と異なります。

2 位取りの補助線を入れる。

3 くり上がりの印 を書くところに 印 を入れる。

くり上がりの印について
  ・ 次に学習するひき算のことを考慮して、初めは上につけていました。
  ・ ところが、2桁以上のかけ算筆算のことを考えると下の方がいいようです。
  ・ くり上がりの印をつける場所は人によっていろいろ、指導者によってもいろいろです。
  ・ 計算に慣れてきたら、印なんかなくても計算できるようになります。
  ・ で・・・、上、下、印なしの3種類を作りました。
  ・ 子どもに合わせて選択してください。

ドリルの名前  位取りの補助線  くり上がりの○印 
  たし算筆算1桁+1桁  × 
  たし算筆算2桁位取り線つき  ×
  たし算筆算2桁上○つき  ○ 上
  たし算筆算2桁下○つき  ○ 下
  たし算筆算2桁(ノーマル) × ×